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価格上昇続くも、2014年いよいよ転機か

2013.11.08

ご無沙汰です。

二年前の春に、マンションの価格が値上がりすると予想しました。

その後、市況の予想を試みようとしましたが、アベノミクスが始まり、予想を超えた水準へ上昇を続けております。市況予測のタイミングの時期をうかがいながら、時が過ぎてしまいました。 

しかし、ようやくピークを迎えつつあるように思われます。約2年間、バブルの再来を思わせるような上昇局面でした。エリアによってはおよそ3割以上もの上昇となっています。

この秋、新築分譲マンションの価格は都心や御所、祇園などの超人気エリアで、坪あたり250万前後から後半となっています。さらに高い分譲価格をもくろんでいる企画があります。

流通市場では10月末、中京区の3000万台以上の物件が平均、坪あたり217万、下京区の3000万台が坪あたり195万となっています。

人気が集中している田の字エリアが、坪あたり200万台前半で推移しております。

流通市場では市況動向をリアルタイムに示しますので、参考になります。

昨年よりさらに在庫、売り物件数が減少していますので、価格はなお上昇もしくは現状の水準を維持する見通しです。

今年の市況の特徴は、ワンルーム物件を中心に収益物件がよく動いたことです。この勢いも続いています。

来年4月の消費税引き上げの影響がどうなるか、予測は難しいのですが、不動産市場の大きな転機がくるかもしれません。-

                                2013年11月8日

                                     不動産コンサルタント

                                        天野博

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