2020.07.23
「100年マンションへの道すじ」目次
序章 市場の機能から構想する歴史都市・京都 谷口浩司
- 第1節 問われる管理の質の時代へ-見直されるマンションの市場価値
- 第2節 住まい手の評価―市場価値としての内なる景色・内景
- 第3節 京都の都市構造の転換とマンション
- 第4節 管理評価事業を公開事業に繋ぐ仕組みづくりへ
第1部 築50年を迎えるマンションの概要
第1章 京都市内の高経年マンションの現状 松本健・天野博
- 第1節 築40年50年マンションの現状
- 第2節 21マンション(23管理組合)の調査結果
- 第3節 21マンションの観察
第2章 マンションはいつまで住めるか 松本健
- 第1節 マンションの歴史
- 第2節 鉄筋コンクリートの評価
- 第3節 設備更新
- 第4節 リニューアルを想定した改修計画策定のポイント
- 第5節 マンションの二極化
- 第6節 100年マンションへの展望
- 第7節 100年住み続けるための計画的修繕
第2部 事例から学ぶ管理組合運営の手法
第1章 住み繋がれるマンションを目指して 佐藤芳雄
- 第1節 地域も含め多彩な年齢層が集う日曜喫茶
- 第2節 マンションの概要
- 第3節 想いを一つに・・・まちづくりマスタープラン
- 第4節 住まいのニーズに合わせたリニューアル
- 第5節 集住しているからできる安心・安全・安寧
- 第6節 省エネの取り組み
- 第7節 建替えに備えながら今の生活を豊かに
- 第8節 運営組織と役員選出
- 第9節 管理組合運営を支えるコミュニティ活動
- 第10節 円滑な合意形成・・・総会運営
- 第11節 様々な取り組みを可能にしている財政
- 第12節 管理組合運営にも経営的視点
- 第13節 情報公開、情報発信・・・・キーワードは開かれた運営
- 第14節 「マンションの一生」についての気付き
- 第15節 住み繋がれるマンションを目指して
第2章 衣笠グリーンハイツの沿革 沼田弘子
第3章 第1回大規模修繕工事への取組み―管理会社との付き合い方 田原陽子
- 第1節 修繕委員会を立ち上げて見えてきたもの
- 第2節 修繕委員会の基本姿勢とその活動経過
- 第3節 工事終了後に管理組合が実施したこと
- 第4節 管理会社との付き合い方
第3部 管理組合自立のための専門性、継続性を支える仕組み
第1章 ひとまかせ構造からの離脱はできるか 天野博
- 第1節 無関心、おまかせを助長する輪番制役員
- 第2節 管理主体形成への道
- 第3節 内外の人材の生かし方
- 第4節 独断、独走は無関心の裏返し
- 第5節 多様なマネージメント
第2章 マンションの委託管理は究極のサービス業 湯川浩
第3章 管理組合法人の外部理事(副理事長)導入の試み 多田繁
- 第1節 管理組合との出会い、接点について
- 第2節 当時の状況
- 第3節 副理事長就任に至るまで
- 第4節 副理事長就任に際して
- 第5節 第三者の外部専門家を当事者として活用する背景と必要性について
- 第6節 今後の動向、課題
第4部 100年マンションを支える社会的条件
第1章 管理が良いマンションと火災保険 稲垣清哉
- 第1節 火災保険料の急騰が告げる高経年マンションの現状
- 第2節 マンション保険の傾向と対策
- 第3節 保険にこそ専門性と継続性を
- 第4節 地震保険は役立つ
第2章 管理評価と流通市場の整備 大島祥子
- 第1節 はじめに
- 第2節 既存マンション流通を取り巻く状況
- 第3節 既存住宅流通を促進する制度の比較からみる既存マンション流通の課題
- 第4節 既存マンション流通促進に向けた取組について
- 第5節 既存マンション流通促進に向けた課題の考察
- 第6節 まとめ
第3章 歩き続けて道はできる、100年マンションへ 谷口浩司・天野博
- 第1節 集住文化におけるマンションの「内景」
- 第2節 道標となるべき草分けマンション
- 第3節 100年マンションへ歩み続けるために
終章 それでも100年マンションは生き続ける 折田泰宏
- 第1節 はじめに
- 第2節 マンションに終活はない
- 第3節 100年マンションへの課題
- 第4節 明日の管理組合のために立法的解決を必要とする課題
付録 管理にかかる重要事項調査報告書の見方、読み方 天野博
編集後記 天野博
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